ここのところ、かなり次元変化が加速していることを肌で感じています。
次元が変化する前(10年くらい?)でしたら、まだ地球の次元上昇は始まりのはじまりでしたので、その頃の次元はまだ3.1とか3.2程度がいいところだったと思います。
しかしそれから時がたった今、地球自体の次元数が明らかに上昇に向かい、今は3.6とか3.7くらいまで上がってきたと感じています。
ただ次元が変化すれば、世界情に蔓延する不条理や格差が是正されると考えるのは少し違うと思います。
3次元世界の中での是正は、あくまで縦社会構造の中での是正であって、社会のありようはそのままであることが前提です。
でも、今言っているのは次元の変化です。
今までの社会構造自体が一旦リセットに近い変化を迎えなければ、次元自体の変化とは言えないからです。
ですから世界があまり好ましくない方向に言っている様に見えても、それは今までの既存の概念や価値観から見た判断となってしまうため、新しい次元という言葉にピンとこない場合もあるでしょう。
次元変化は「今までの世界には戻らない」事で、その変化を知ると言う、なんともパラドクスな事なのだと思うのです。
*3次元は一枚のレイヤーで出来ているのではなく3.0、3.1、3.2・・・3.9という風に何枚ものレイヤーの重なりとなっています。
人類はエデンの時代(日本で言えば縄文の頃)3次元の中でも極めて高い3.9程度まで次元数は高かったのですが、人類の総意としてその楽園を自らの意思で立ち去り3.0の最低レイヤーに降り、そこから様々なネガティブを体験することを希望したのです。
地球がまだ3.1とか3.2程度の時ですと、その上にある5.0(4次元は次元と一体のため3次元の上は5次元となります)の次元はあまりにかけ離れている次元のため、五感にも意識感覚にも捉えることができませんでした。
そのため世界を良くしたいと願ったとしても、人類の意識が低かったため、政治や宗教、道徳や正義感によって世界を変えるということは、3次元内だけで通用する改善方法に過ぎなかったのです。
どれほど優れた(と感じる)施策を各国政府が行おうと、それは3次元での政治判断でしかありませんでした。
もちろん経済も同じでした。
その低い次元で、新しい次の次元を知るということは現実から離れた精神世界的な部分に意識を向けなければ新しい次元を判断できなかったのです。
どれほど優れたリーダーが出てこようと政権となろうと、それは次元上昇とは直接関係しない茶番劇に似たドタバタに過ぎなかったという事です。
しかし今、地球と人類はその最低レイヤーから3.6~3.7程度まで上昇してきたのです。
今まで3次元にどっぷり浸かっていた世界が、その次元を離れようとしています。
そのため今までは全く理解に及ばなかった次の次元の概念や価値観が、感覚的にですがうっすらとですが見え隠れして来ました。
これから起こる事は、先ずは今までの既存の世界のリセット(かなり強烈でしょう)が起こり、伝統や常識、価値観や既存の知識などが一旦瓦解し、新しい次元の概念を受け入れるための準備に入って行く事になると思います。
その混乱の中で、人々の意識も急上昇して行くので、今まで茶番に過ぎなかった国際社会や経済界も明らかに進化の過程に入って行く時期となっています。
今私たちが目にしている世界情勢やヒタヒタと近付いてくる経済の激変も、おそらく次元変化に呼応し始めている事を物語っていると思います。
また今私たちが目にしている一部の政治家(むしろ大多数かもしれません)達は悪名を承知の上でこの世界を一旦リセットに向かわすためのヒール役(壊し屋)を買って出ている魂なのかもしれません。
今回の記事を書こうと思ったのは、今まで気にも止める事のなかった世界情勢や経済混乱の中に新しい次元への道が少しづつ見え始めているように感じている事をお伝えしたかったからです。
ただし、この物理変化はピラミッド構造上位の者たちの進化では全くありません。
例えば企業や国家というピラミッド構造の、最上位に君臨する者たちの意識変化は、もうすでに願うべくも無い所に来ています。
そうではなく内部者たちの覚醒(真実に目覚め始める人々)によって内側から突き上げる様に変わっ行く、また変わらざる得ないことを指します。
トップやリーダーが力と心ある人であろうと、彼らに頼り、委任し世界をよくするという意識では、高次元の変化とは言えません。
全ての人が、自分自身の強い意志と責任を果たすと覚悟を決めた時に起こってくる大きなうねりの様な変化なのです。
何が起ころうと自分自身の因果律により作り出す世界という事を心に刻んでおく必要があります。
上手く行かない事も、挫折もつまずきも、魂の契約で自分自身設定した体験であるということを理解すれば、自分の人生を国家やリーダーに任せて生きることの無意味さに気がつく筈です。
そこから進化が始まります。
つまり、今始まってきた「見える変化」は人類の意識が急上昇してきている事の現れでもあるのだと思います。
逆に、自分の責任を放棄し他力に生きる人との道の違いも見えてくる筈です。
今年は、人との離別、疎遠、興味がなくなるということが増えてくるでしょう。
今まで懇意にしていた人と急激に距離が離れたり、相手が離れていったり、相手への興味がなくなって行く。そうした事も更に起こってくるでしょう。
そのときに必要なことは「追わない、取り戻さない、寂しがらない」です。
次元の変化の道は各人違っています。
それはたとえ家族であろうとパートナー同士であろうとです。
離れ行く人の後を追えばその人の次元に自分も向かってしまう事を意味します。
自分から離れて行こうとしている人をよく見て見ましょう。
その人の周波数(感覚や価値観)が自分とどれほど違っているかに気がついたら、それが道の違いなのです。
地球と人類の次元上昇にはスペースファミリーも高次元のマスター達も直接手助けをする事は許されていません。
人類の意識変化(上昇・進化)と高次元への渇望こそが次の次元に向かう原動力となります。
人類の感覚で見たら、人類が進化するスピードがあまりに遅く感じるでしょうが、彼らはなんと忍耐強く見守ってくれていた事かと頭が下がります。
でも彼ら高い周波数の人たちから見れば、人類が進化する時間が数百万年かかったとしてもどうという時間ではないはずです。
「時間」の中に生きていない彼らにとって、私たち人類が感じる時間経過は存在しないと言ってもいいことなのです。
さて、今まで茶番を繰り返していた政治や国際情勢も、意識変化を迎え高い周波数を獲得し始めた人類が行う物理現象として、見えない世界と物理世界が近づいてきているのだろうと思うのです。
極東に住む私たち日本人に関わる東アジア地域同士のすれ違いや軋轢も、この先の世界の激変を物語っていると思います。
かなりきな臭さも感じるのですが、でも私は達観しています。
「これこそがその証」と具体的に指し示す事ができないのが歯痒くもあるのですが、逆に言えば全ての事が次元上昇への道の過程で、地球と人類が体験する避けて通れない事でもあるのです。
これから目にして行く多くの事が高次元エネルギーの影響を受けた物理現象になって行くでしょう。
仮に茨の道に見えてしまうかもしれない時を迎えたとしても、決して絶望への道ではなく次の次元に向かうための重要な時空間です。
地球は決して崩壊しません。
でもこれから始まる次へのステップの時期に入り、振り落とされないように地にしっかり足をつけて行こうと思っています。