今までの世界(三次元)で、人々の覚醒(目覚め)を促し意識を解放する役割は、出来事やリーダ的存在が担って来ました。
今まで眠っていた意識を、まるで頬を叩く様に起こる大きな「出来事」が強制的に目覚めさせることもありました。
災害や経済混乱、軍事的緊張など、自分の生活環境にダイレクトにインパクトを与える出来事に触れた時「これは一体何事なのだろう?」と言う疑問とともに、見えない世界や見えない力の存在を肌で感じ、それを追求してゆく事で様々な気付きや目覚めを起こさせて来ました。
また、見えない世界や見えない力は、現行の科学では理解できないこともあり、そのためにその本質を語る人や宗教的リーダーという精神的指導者の存在が意味を持っていました。
あるリーダーがいて、その人の言動に強く共感し、その人を自分の師や先生もしくはリーダーとして、自分より高い位置に置きその人の下に参集し、知識を増やし覚醒へ向かおうとして来ました。
これらは今までの三次元世界での「意識の目覚めの役割」を担って来たと思います。
ただこの目覚めは、どこまで行っても三次元という次元周波数の中での覚醒であり、高次元に向かう人の意識の目覚めにはなかなかつながらなかった様に思います。
しかし、もしそのリーダーなり精神的指導者の存在が消えてしまったり、今までとは真逆な教えを説き始めたりすると、途端にその集団は混乱をきたし「烏合の衆」になってしまうかもしれません。
今まで信じてついて行ったリーダーを失った時、その集団は崩壊への道を進んでしまうかもしれません。
芸能界などでも聞いた様なお話で、カリスマ的に影響力を持ったプロダクションのトップがいなくなった途端、その集団の方向性や一貫性がグダグダになって行く。
これは「一国のリーダーと国民」と言う姿に当て嵌める事もできるでしょう。
リーダーがいて、そこに集まり後を追い、その人に希望を託したり教えを乞うという在り方はあくまで三次元的なあり方の様に思うのです。
これからの意識の目覚めや意識の解放は、ブロックチェーン的な道を手って行く様に感じたのです。
ブロックチェーンとは「新しい管理システム」と言えるかもしれません。
例えば「お金」
今までは円やドル、ユーロなど「紙切れ」でしかない印刷物が、物を売り買いする力を持つ道具でした。
でもこの「お金」は、そのお金を発行する国家があって初めて効力がある「印刷物」です。
もし仮にそのお金を発行する国や国家がある日、いきなりなくなってしまったら、その印刷物はその時点でお金ではなく、単なる紙切れになってしまいます。
リーダーに絶対的な信頼を寄せることは、お金に似ていてリーダーが失脚したり、舞台を降りてしまえば、途端に自分たちの居場所がなくなってしまったと感じる人も出てくるかもしれません。
またはガッカリと肩を落として、やる気もなくしてしまうかも・・・
そうなったらある側の思う壺ですね。
そのリーダーをなぜ信頼するかと言えば、国のリーダーであるという「信用」と、大きな力「権力と社会的影響力」があるからその人に期待を寄せると言うのでは今までの三次元そのものです。
権力があるから悪を降参させ、軍隊さえも動かせる事が重要なのだと言ってしまったら、この世界は腕力で成り立っている世界だと自分自身が認めてしまうことになります。
それではまるでドラマ「水戸黄門」です。
自分が信望する人の後を続いたり言動を指針として、自分の判断や価値を放棄し、闇雲にそのリーダーを祭り上げるという古い次元のあり方から離脱して行く時期になったのかもしれません。
ここでブロックチェーン的意識の目覚めの必要性が重要になってくると思うのです。
仮想通貨(ブロックチェーンスタイル)はそのお金を裏打ちする国家が存在しません。
これからの意識の目覚めがなぜブロックチェーンに似ているかといえば、リーダーも教祖も精神的指導者も必要とせず、自分自身が自分の意識や判断に価値を与える(自分で自分を信用する)スタイルになって行くのではないかと思ったからです。
ある意識を共有する人たちが、同じ周波数で対等にお互い同士リスペクトし合う「集まり」であれば、その中の誰かがそこを抜けたとしても、その集まりには大きなダメージもなく、崩壊してしまうことはないでしょう。
これは、一人一人が(自分という王国の)リーダーであり、どこにも頭を下げたり信望する「グル」がいない状態を意味します。
ブロックチェーン的意識の目覚めとは、まさにこれで、自分自身への信頼が自分自身の価値を決める。
誰かに従うこともなく、誰の声掛けもなく、自分の意識や価値観を前面に出して進んで行くことで、それと同じ価値観を持つ人や同じ周波数を持つ人が自然と吸い寄せられてくる。
その中でお互い同士をリスペクトしながら、上下ではなく、横のつながりを持って意識の進化と解放をホローし合う。
これからの意識の目覚めのあり方は、こういう方向に向かう気がするのです。
そして今までの国家のあり方の様なイデオロギーや宗教的概念、善悪や正誤、優劣や排他、司法と伝統という偏った価値観の入り込みをブロックするだろうと思うのです。
そうなれば
「誰を信じればいい?誰の言葉が正しい?」
そんな間の抜けた言葉なんか出ることもなく「最後は自分を信じるしかないよね」だから「真実も自分の中にあり」と・・・
そんな事を思ったりするのでございます。
◇◆ちなみに自分の思いを書いておきます◆◇
「何が真実で誰が正義か?」
それはいずれ白日の元に明らかになると思いますが、時代はすでに次元上昇という深い流れになってきていますので「どちらが?」と言う様な追求はあまり意味を為さないかもしれません。
全ては進行中の次元上昇の中の一つにしか過ぎません。
またSNS(大手メディアは今のところ無視)などを含め、手に出来る情報の中にも、もちろん真実や正確な情報も相当数あるでしょう。
ただ、今の段階ではそれらの情報を参考にはしても、過度に踏み込みすぎない様にしています。
目に見え、誰にでも判断できる物理事象は、地球の次元上昇に伴って進む人類の意識進化に呼応して起こるものです。
大手メディア経由ではない「公的な情報」として一般人が知ることが出来るのは進行中の出来事ではなく、完了、もしくは完了が確定と見られた段階で開示されるのではと思っています。
ですので誰の言葉であろうと、どれほど重要な事項であろうと、少し距離を置き冷静に「自分の勘やインスピレーション」そして「高次やスペースファミリーからのメッセージ」としてハートに響くかどうかも判断の基準にして行こうと思っています。
また一般市民の目や耳に届かないところで進んでいる変化こそが重要と思いますので、届かなく理解できないからこそ真実なのかもしれないと。
さらに、今アメリカは次のステージに移って行く段階に来ていると思います。
大統領がどうなるかなんて古い話では無くて「次行ってみよ〜〜!!」って聞こえるのです。
次の誰かに今後国としての目覚めを移譲する(バトンを渡す)のではないかと感じています。
もちろんそれは国家元首レベルではなく、何か別の組織やグループではないかと・・・
そしてそのバックにはスペースファミリーたちの姿も見え隠れしているのが肌で感じられるのです。
一人一人、対等な意識を持った人々により横のつながりとして作られて行く世界への移行。
多様性を受け入れ、画一化した価値観は無く、好き勝手に生きられる自由な世界の始まり。
私はそう理解しています。
# by farmemory | 2021-01-17 00:00 | ・新次元への道 | Comments(0)