マンデラエフェクトという現象がありますが、体験された方はおられるでしょうか?
ある出来事の記憶が自分と別の人と違っていて、それを確認すればするほどお互いの記憶や知識の違いが明確になってゆく。
そうした現象です。
私が体験した面白いマンデラエフェクトは、まだ若い頃に実家近くで起こった火事に関する、姉との記憶の違いです。
私は大学生の頃と言う明確な記憶があり、その場にいた幼馴染との会話さえも覚えています。
ところが姉は私がまだ中学生の頃の事として譲りません。
このお話は今までにもしたことがあるのですが、実はその記憶が今回また違っていたのです。
前にお話しした時には私が中学生の時と小学生の時という、二つの記憶の相違だったのですが、今回の記憶は上に書いた通りの年齢に変わっているのです。
先日姉と別件のことがあり携帯で話をしたのですが、なんとなくこの話になり、またしても大きな話のすれ違いが起こって、もう面白いったらありません。
また私の記憶違いは他にいくつもあるのですが、各国の地図上の位置や国境線、御嶽山の噴火の日時、著名人の去就、生死など、挙げればいくつもあります。
今までの3次元空間であれば、答えを一つにしなければならないと言う不文律がありましたので、記憶の違いに関して訂正し確定させようとしてきました。
そうしなければ「一般生活・教育」や「行政・企業活動」などに支障が出てしまいます。
でもこれからは自分の記憶を正しいものとすることに問題はない時空間に入って行くことになるので、こうした他者との答えの違いが頻発してくるだろうと思っています。
人は生まれて今までの記憶を確実に持っています(持っていると思い込んでいる・・・)
でも、この宇宙空間は確定した時空で成り立っているのではなく、自分の意識によって作られていると仮定すると、その自分の記憶さえも、自分で作り上げた可能性もあり、たとえどんな証拠を示されたとしても他者との答えの相違が起こり得るという事になります。
たとえば歴史教育もそうです。
今まで間違いがないと言われてきた古い時代の出来事も結局は「誰もその時代を見た事がないのだから確定しない」事でもあります。
「いやいやここに古文書として、明らかに証明できる証拠がある」
でもその証拠の古文書さえも、自分の時空間で作り上げたものなのかもしれないのです。
すでに多くの歴史の塗り替えが今起こってきている事もとも事実です。
こうしてみて行くと、自分が信じる答えはそれはあくまで自分の宇宙空間での真実であり、それを他者と共有する意味がなくなってしまうのですね。
今後こうした記憶の書き換えが頻繁に起こってくると思います。
これは今始まっている次元上昇に関しても大きなヒントとなります。
今次元はどんどん変化しているのですが、これは次元上昇を体験すると決めてきた人に関してはより顕著になって行くと思います。
中には次元上昇イベントには参加せず、3次元に留まってさらなる体験を希望知る人もいます。
これが進んでゆけば明らかに進む人と留まる人という、別々の道に進むことになり、お互いある時点で別々の道を辿ることになります。
ここでも、記憶の修正・書き換えが起こる事もあります。
最初から知らない人という記憶に書き換えさえすれば、誰も自分から離れていった人は居ないと思うでしょう。
ただこの記憶の書き換えは「誰か」によってなされるのではなく、あくまで自分の魂(ハイヤーセルフ)により行われる、自発的なことです。
もちろん表層の自分はそれを認識しない可能性が強いです。
次元の変化により今まで付き合いのある人が忽然と姿を消したとしても「それは次元上昇が理由でありあり得る事」と受け入れられれば離別も致し方ないと達観もできるでしょう。
でもそれがなぜなのかが理解できていない場合には、大きな混乱が生じてしまうかも知れません。
場合によっては精神的に大きなダメージさえ受けかねませんので、そうした場合にはハイヤーセルフが、表層上では何もなかった事として処理してくれるはずです。
でも今回お話ししているマンデラエフェクトは、これから次元上昇に向かう人に対して何が起こるのか、高次元とはどんな次元なのかを一人一人のスピードに対応し認識させるために起こっているのではないか?
そんなことを感じたのです。
「なんとなく変」とか「なんだか大きなすれ違いを感じる」と言ったことが頻発してゆき、徐々に高次元に慣れさせて行くのだろうと思うのです。
きっとこうした記憶の違いだけでなく、今まで体験したことのない不思議がどんどんと起こってくると思います。
それを思うと、もう楽しみで楽しみで仕方ありません。
未知の出来事に翻弄されて行くことこそ次元上昇の証。
そんな事を思うのです。
# by farmemory | 2021-04-20 00:00 | ・新次元への道 | Comments(1)