人気ブログランキング |

カテゴリ:・前世のお話( 38 )



c0319737_22160608.jpg

前回からの続き。
**前世の記録 No15-1**


狩野派の絵師となって10年、この頃大きな人生の転機を迎えます。

あなたはその頃活動の拠点を、九州の地から離れた京都に移していました。
そこで、武家や寺院と言った大きな仕事をしていたのですが、ある寺院での作業中師匠が紀州藩のお抱え絵師となり、あなたも彼に従い紀州藩のお抱え絵師に名を連れねる事になります。

この時32歳、そこがあなたの生涯の地となりました。

遅い結婚でしたがそこで妻を迎えます。
その人とは深い縁で繋がっていたのでしょう、彼女の血筋は熊本の加藤家の遠縁に当りました。
またあなたの生まれ故郷に近い場所に2代前まで住んでいた相手でした。

彼女は実に天真爛漫な性格で、生真面目なあなたと対照的な女性でした。

彼女は持って生まれたその朗らかさで、あなたの頑な心を和ませて行きます。

この女性は今生もあなたの近くに転載されている筈です。
あなたとは逆に、今生は男性として生まれている筈です。

残念ながら特定は難しいのですが、かなり近しい方である事は分かりました。
さて、あなたは何時しか自分が武家であった事を忘れ、この紀州の地で生まれながらの絵師の様に生きる事となります。

そして妻との平和な日々を過ごします。
そしてそれから十年ほど経った頃、大きな出来事が起こります。

それは紀州藩のお家騒動です。
藩を相続する筈だった嫡男に問題が有り、藩を揺るがす跡取り騒動に発展しかかります。

この事件は公になる事は無く、史実には残ってはいないと思います。

そんな折、あなたに全幅の信頼を寄せる城代家老があなたに重要な仕事を頼む事になります。
それは絵師としてのあなたへの依頼ではなく、武家の心を持ち続けていたあなたへの依頼でした。

城代家老はこの騒動を収めるため、江戸藩邸にいる藩士に向け書状を届ける役目をあなたに依頼してきたのです。
彼は藩士の全てを信じていませんでした、唯一家族ぐるみで付き合いのあるあなたに白羽の矢を立てたのです。

あなたは信頼されると言う事に非常な名誉を感じたため、家人の心配をよそにその依頼を受けます。

いよいよ江戸に向け旅立つ日となります。
あなたには護衛の侍を付けると家老は進言したのですが、それではあまりにも目立ち過ぎ、その書面を江戸に届けられては困る一派の目をかいくぐる事は出来ないとその申し出を断ります。

供は弟子一人と、下男一人と言う身軽なものでした。
しかしこの判断がその後のあなたの人生を変えてしまう事になります。

敵対する一派は、あなたの懐の書状をなんとしても江戸まで届けさせたくは有りません。
その為家老の家にスパイまで潜り込ませ出発日を探り当てます。

紀州を立ってからしばらくは何もない平穏な旅が続きました。
やがて遠州(今の静岡辺り)を過ぎ箱根の近くまでは無事でしたが、箱根を目前とした夕刻その時が来ました。

あと少しでこの日の宿場にさしかかる頃、すでに薄暗なり始めた海沿いの街道でいきなりあなた方は襲われます。

既に侍を捨ていので腰に差した短刀だけしか武器は有りません。
しかもあなた方を襲った相手は5人、皆腕に覚えのある手だれでした。

弟子と供の者が倒され、あなたを取り囲んだ侍達は、静かに手を差し出しあなたの懐の書状を渡す様迫ります。
そうすれば命は奪わないと首領らしき侍は言うのですが、あなたはそれをキッパリと拒みます。

そして懐にある書状を手に取ると、眼下にある海にその書状を投げ込みます。
既にあなたは覚悟は出来ていましたので怯む事は有りませんでした。

それを見た彼らは狼狽え、書状を取り戻そうとしますが既にそれは海中に没します。


彼らは無念と、その場で皆腹を切ります。
むろんあなたもそのままでは済みませんでした。

手だれの一人に一太刀浴びせられ絶命します。

その後彼らの死骸は残りの一人により海に葬られ、あなたも回向されながら海中へと没しました。
一人となった敵は、おそらく敵対する側の頭目に全てを伝え、その後自分も腹を切ったのではないかと思います。

そして、歴史は事も無く過ぎて行くのでした。

死の瞬間、あなたはこの人生を振り返ります。

自身が思いのまま生きられた事に感謝しつつ、どこかに残っていた武家のプライドを汚す事無くこの人生を終えられたこと。
自身を信頼してくれた人に対し、役目を達成出来なかったとは言え裏切る事無くいられた事を満足した様です。


ただ、家に残された妻と子ども達を思い、それだけが残念だった様です。

最後は絵師としてではなく侍として最後を迎えた事は、もしかするとあなたに取っては満足だったのかもしれません。

藩ではあなたの死を山賊による物取りの際に命を落とした事とされ、藩のために命を捨てた事実は伏せられ、家族たちへの手当ては公には与えられる事はありませんでした。

しかし残された妻は子供達をあなた以上の絵師として育て、紀州藩のお抱え絵師として安泰の日々を送ることになりました。
また城代家老の一存で、あなたの忠義・忠節の報いとして手を貸してくれたのだろうと推測されます。

享年は46歳。
この時代(人生50年の時代)であればそれほどの若さということはなかったでしょう、ある意味侍としての天寿だったとも言えるのかもしれません。
真の侍とはなんなのかを物語るとても興味深い前世でした。
以上です。

   ・

次回このお話を別の切り口(新しい次元の生き方)で考えてみようと思います。
ではでは









by farmemory | 2019-09-08 00:09 | ・前世のお話 | Comments(0)



c0319737_22160083.jpg

過去世リーディングをさせて頂いた方の記録No.015-1
   ・

見えましたのが今から250年程前の江戸期の日本です。
この時代あなたは男性として生まれています。

場所は恐らく熊本。

城らしき建物が見えます。
黒塗りの城で、熊本城では無いかと思います。
ただ、全体が漆黒ではないので、今の塗装とは若干違っている様です。

あなたはこの熊本藩の藩士の3男として生を受けます。

幼い頃から書画にいそしみ、武家の3男として武芸を志すより筆で身を立てたいと願う様になります。

家は長男が継ぎ、一つ上の兄は親戚筋の婿養子として家を出ます。

元服を迎えると、親族会議であなたの将来に付いて話し合いが行われました。
この藩は加藤家の血を引く為、武芸一筋で、男子たるもの剣で身を立てるこそ王道と言う風習を持っていました。

そう言う土地柄でしたが、あなたはその無骨な生き方には相容れない意識を持っていました。

元々筆が立ったため、文書などの事務方の仕事には優れていたようで家でも幼い頃から、家の書類作りを難なく行っていました。

あなたが7歳くらいの時に書いた書が、藩士の目に留まり褒美を貰える程の腕前でした。

しかし基本的にあなたは「武家」と言う身分にウンザリしていた様で、出来る事なら剣ではなく、文化的な事で身を立てたいと希望するのです。

親族会議はあなたのその希望でかなり紛糾します。

しかし親族の中にあなたを擁護する人がいました。
彼はあなたの叔父に当たる人で、大変に腕の立つ剣豪と言われた人でした。

思いも掛けない事にその叔父があなたの意思を汲み、皆を説得してくれたのです。

それには理由がありました。
彼は宮本武蔵を信望していて、武蔵が晩年書画に打ち込んだ事を知っています。
書画と言うものが、実は剣に通ずるものであると解釈していたのです。

ただあなた自身はそう言う意志を持って書画に興味を持っていた訳では有りません。

既に江戸期も中盤、特に戦もない平和な時代。
腕で生きるならまだしも、役人的な意識で生きる侍の世に全く興味がなかったと言うのが本当の所でした。

それでもあなたは書画に強い興味を示しながらも大変に潔癖な人で、また情や義理を大変重んじる方でした。
この点で言えば実に武家らしい価値観も持っていたと思います。

しかし平和な時代、出世の為と賄賂などの不誠実な裏工作等、およそ侍らしからぬ武家の世をどこかでバカバカしくも思っていた様です。

それが第一の理由ではありませんが、あなたに取って筆と剣がどこかで同じに感じたのかもしれません。

この点は叔父が思う事でもあったのですが、実はそれ以上に「アート」に関する意識が人一倍い有った様なのです。

書(書道)には大変優れた才能を見せていましたが、決して書が一番であった訳では有りません。
それよりも人の心さえも表現できる絵師の方にとても興味を持っていたのです。

親族会議で叔父が根気よく書画への意識を皆に説明してくれ、皆がそれを受け入れる事になったのはラッキーな事でした。
それで晴れてあなたは武家の身分のまま家を出て、当時熊本でも名の有った絵師に入門する事となります。

この時16歳。

あなたは家から支度金を持たされ師匠の家に移り住みます。

しかし、いざ寝食を共にしながらの修行が始まると師匠との間に大きな溝が生まれてきます。

彼はあなたを幻滅させる程の俗人だったのです。
絵を商売のネタとする事をいとわず、町人にさえ金になるのであればと平気で頭を下げます。

侍としてもプライドはあなたの邪魔をしませんでしたが、自らの絵に対するプライドさえも捨てる事は断じて出来るものでは有りませんでした。
そこで数年後あなたは師のもとを去る事となります。

そしてかねてから憧れていた狩野派の門を叩きます。
(肥後国ー今の熊本ーでは細川家が狩野派をお抱えとして大切にしていたようです)

そこであなたは才覚を現す事となります。


次回に続く。










by farmemory | 2019-09-06 00:58 | ・前世のお話 | Comments(0)

**盂蘭盆会**



c0319737_22341488.jpg

16日(金)に行われた京都五山送り火(大文字焼き)でお盆も終わりました。

今日はその盂蘭盆会(お盆)の小さなお話です。

義父が癌のため人生を終えようとして居る少し前から始まるお話です。

妻が、残されたわずかな時間義父を看病していた時のこと。
泊まり込みで実家に戻り献身的に義父の世話をしていました。

ある時に滅多に来てくれなかった姉と、実家の義母が「たまには家に帰りなさい、自分たちが代わりをするから」と促すので一旦家に戻る事になりました。

その数日前に義父を風呂に入れてあげる約束をしていたそうなのですが、自分はその約束の前に自宅に戻ることを義父に伝えたそうなのです。

その時義父は明らに落胆の表情を見せたので、妻は一瞬自宅に戻るのを躊躇したそうです。
でも姉らの勧めに従い後ろ髪を引かれる思いで自宅に戻りました。

そしてまた急ぎ実家に戻ったのですが・・
その後義父は急変し数日後に息を引き取りました。

風呂に入れる事を楽しみにしていた義父を、結局入れてあげる事が出来ず見送る事となったのです。

その後。
私は全く知らなかったのですが、妻はその出来事があってからずっと浴槽に浸かることが出来ずにいたのだそうです。
(温泉や大浴場などは大丈夫だと言います)

なぜ妻がこの話を今になって話してくれたかというと、今年のお盆の時期義父が夢の中に出てきて、妻と楽しく交流をしたのだそうです。

その翌日、妻は何の気なしに浴槽に湯を溜め浸かって見たのだそうです(何で自分がそうしようとしたかはわからないと言います)

そうしたら、あれほど浴槽に浸かりたくても出来なかったのが、その日を境に以前の様に浴槽に浸かることができる様になったと話すのです。

そして普段はあまり口にしない様な事を言うので驚きました。
「本当にお盆って仏さんが帰ってくるんだね」

本来は亡くなった方の御霊を供養する仏教行事であるお盆に、逆にあちらに逝った義父が現世の娘を労ったと言うなんとも面白いお話。

まあこんな小さなお話なんですけどね。
なんだかほんわかする話なのでお裾分け。

   ・

京都五山の送り火は毎年NHKが生中継をしていますね。
この生中継、夜の大文字の送り火を流すのですが・・

「あれはなんだろう?」と言うものが映りこむんですね。
今年は船形の炎が燃え上がった頃、その上を鮮やかな緑色の光が飛び回っているのがはっきり写っていました。

c0319737_22551459.jpg画像はイメージです、こんな感じで飛んていました。

ドローンかな?とも思わなくもないのですがそれにしては大きな光です、もしドローンでなかったらそれこそ「あれなんだろう?」

ただ2015年より送り火の際ドローンは京都府が飛行を禁止にしているはずです。
NHKでさえ飛ばしていないので、もし飛んでいたらゲリラ飛行という事になりますね。

毎年「今年は何が写るかな」とワクワクしてみているんですが、昨年の不思議は大文字の上空に出現していました。

そして今年の送り火の不思議は西賀茂船山の「船形」に現れました
御霊はこの船に乗って西方浄土に帰られると云います。そうなんです、船(シップ)なんですね。

多くの神社にも石で出来た「磐船(いわふね)」が置かれています。

古来人々は空から降りてくる地球外の人々を神とも仏とも敬っていたのでしょうね。
今回見えた緑の光、もしドローンでなければシリウスを感じさせます。

TV放送画像なのでアップしませんが昨年のも含めしっかり録画してあります、明らかにしかもかなり鮮明に幾つも飛んでいました。

今年はカメラがなんか怪しい動きをしていて、おかしな光を警戒しているようなカメラワークをしているのでは?なんて思ったのです。
(気のせいだよと言われたら反論なんかしないで知らんぷりします・笑)

ま、大したお話ではありませんけどね。









by farmemory | 2019-08-18 00:08 | ・前世のお話 | Comments(3)



c0319737_00412026.jpg

前回からの続き。
**前世の記録 No14-1**


さて、約束の年齢に近づくとあなたはポルトガルの海軍省から正式な辞令を受けます。
乗艦は喜望峰を回りインド洋を目指す艦でした。

船は新造船で何処もピカピカです。
この船にあなたは砲兵として乗り込む事となります。

実際の航海までの半年間この艦に搭載される新式の大砲の訓練を何度となく受けその能力を買われ砲術長付きの下士官の辞令を受ける事となります。

さて、いよいよ出航の時を迎えます。
港にはあなたの家族達や友人などが詰めかけます。父親や弟達の誇らしげな顔に見送られ船は一路西アジアを目指します。

出航して直ぐは眠れない程の興奮と喜びに満たされます。

恐らくあなたは軍艦であろうが商船であろうがそれにはこだわりなど無く、見知らぬ異国、しかも探検と言う意識での航海はあなたの冒険心をいやが上にも高めた事でしょう。

陸であろうと海であろうと一所に留まる生活や、退屈な毎日は苦痛を感じる事ではなかったでしょうか。

この船は喜望峰を回りインド洋を回周し2年程で一度ポルトガルに帰る事になっていました。
この航海はあなたを本当の海の男に仕立てました。

しかしやはり軍艦ですので規律と礼節を持った生活で少し堅苦しさは有りましたが「外洋」経験の夢は大いに満足させられた筈です。

幸いな事にあなたが懸念した海上戦闘も無く、訓練以外で砲撃をする事は無く軍事的には非常に安全な航海でした。
しかしこの時代、船乗りにとって一番い恐れられていた壊血病が乗員を苦しめます。

おなたも罹患する事になりましたが、それを救ったのが今のパキスタン辺りだと思います。
その地に赴いた時現地の人から差し出されたスパイス類のいずれかにより船の患者は救われる事となります。

またこの地に上陸すると、あなたは本当の異文化を知る事となります。
特にあなたの興味を引いたのが「仏教」でした。

寄港地に大きな仏教寺院が有りその宿坊があなた方の宿泊施設として提供された事から初めて仏教寺院と仏教思想を知る事となりました。

しかし艦に乗艦していたバチカン派遣の宣教師からは、出来る限り異教徒への接触は避ける様にとの言い付けが有りました。
あなたはそれを上手に逃れ、寺院での僧達の修行などを興味深く見聞きした様です。

面白い事なのですが、その地に恐らく日本の侍と思われる一行が居たのです。
戦国以降かと思いますがキリシタン大名の命を受けヨーロッパに向かう使節団ではないかと思います。

ここでもあなたは今まで知る事も無かったアジア文化の一端を知る事となります。

日本人の中の一人と懇意にする事があった様で、あなたは彼から小刀(小柄)をもらった様です。
この小刀は後にあなたの父親に送られる事になり、その後家宝の様に大切にされました。

この航海も大きな試練も無く当初の予定を2年延ばしての帰国となりました。
帰って来たリスボンの街はあなたが出航した時とやや様子が異なっている印象でした。
街の一角が焼けていたり、壊れている建物も有ります。

海軍省への報告が済み、煩雑な書類にサインを済ますと実家に戻ります。
そこで初めて地域での内乱があった事を知ります。
どうも東インド会社とのもめ事で陸と海上との砲撃戦があった様でした。

これは東インド会社による航路略奪の謀略が原因だったようです。


この後も4回の乗船を経験し50代半ばでこの人生を終える事となりました。
船乗りと言う事も有り生涯を独身で過ごします。


この時代関わられた父親と弟が今生あなたの近くに転生しています。
父親だった方は大変に律義な方で、上からの命を素直に受け止める方で、弟もその傾向が有り二人共にどちらかと言うと体制には反抗的な印象が有ります。

この人生はあなたの冒険心を思いの他満足させた良い時代では無かったかと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上、今回の記録でした。








by farmemory | 2019-07-29 00:00 | ・前世のお話 | Comments(0)



c0319737_00411710.jpg

過去世リーディングをさせて頂いた方の記録No.014-1

   ・

見えましたのは今から400年程前のヨーロッパです。
この時代あなたは男性として転生しています。

見えているのはラテン系の国かと思います。恐らくポルトガルだろうと思います。
ただスペイン人の地を強く感じる事からこの時代のあなたの家系はスペインの貴族階級ではないかと思います。

この時代は大航海時代のまっただ中で、あなたの両親はスペイン政府の命を受けポルトガルに参与の形で派遣された海軍士官ではないかと思います。
スペインでも船は出していた様ですが両国の親善を目的とした軍属や武官の交流が多くあった様で、あなたの家族はその一人だったと思われます。

父親は既にスペインで地中海地域を任務地域とした哨戒艦の艦長をしていました。
彼の仕事は思いの他単調なものだった様で、言わば海軍でも窓際と噂される安全で退屈な仕事場だった様です。
この時代の船乗りに取っては未知の諸外国に命を掛けて挑む事が最高の生き方ともてはやされていました。

しかし、父親は軍人であり、既に外洋を航海する船の船長としては年が行き過ぎている様で
(決して年寄りでは有りませんが若い頃から外洋に慣れ親しんでいなかったから)
希望する外洋航海の希望はかなえられそうに無かった様です。

そんな中スペイン政府の外交的な辞令を受けあなたの家族は住居をポルトガルに移す事となりました。

このときあなたはまだ生まれていなかった様です。
赴任して2、3年後にあなたは生まれています。

家族は5人家族でした、皆敬虔なカトリック教徒として穏やかな暮らしが続きます。
あなたが12歳になる頃、軍の決まりかもしれませんが長男が家督を継ぐかの決定をしなければならない時が来ます。

通常であればあなたは家督を継ぎスペインの領事館付き武官として海軍省でも陸の任務に就く事になっていました。
しかしあなたと、それ以上にあなたの父親はあなたが外洋を目指す軍艦に乗艦する事が夢でした。

そこで父親とも相談の上、家督を弟のレオナルドに継がせ、あなたはポルトガルの軍艦に一兵士として乗り込む事にしました。
ポルトガル海軍では余り前例を見ない事の様でしたが、父親の人となりや情熱が政府に伝わったのか乗艦を許される事となります。

しかし直ぐと言うわけにはいかなかった様で18歳になるまで地中海や沿岸地域を航行する商船護衛艦での訓練をする事になります。

今回家督を継いでいれば士官学校で艦長となるべき訓練を受け、司令官の心得なども教えられた筈ですがあなたはそこでは下級水兵として一般の兵達と寝食を共にし、暗い船底の狭い寝床での生活となります。

でもあなたはそんなん事は気にもせず、いずれ自ら大海原に出て向く事を夢見る日々でした。

沿岸地域での任務で一度だけイギリスではないかと思うのですが、海上での船同士の戦闘を経験します。

お互い大砲を打ち合う本格的な戦闘でした。

数時間かかった海戦になりましたものの両国の船へのダメージはマストの上部が吹き飛ばされ、どちらも数名の戦死者とその数倍の負傷者を出すものの船は修復可能な損傷で母港に寄港する事が出来ました。

あなたに取って初の海上戦闘でしたが、あなたの父親さえ経験した事の無い緊張と興奮でした。
この話は後日父親に話す事となりますが、父は大層羨ましそうにその話を聞いていた様です。

しかしあなたは友人がその戦闘で無くなる経験をした事で、戦闘がいかに危険で愚かであるかを知る事となります。
この経験は後にあなたの人生に伏線となって続いて行きます。

次回に続きます。









by farmemory | 2019-07-27 00:43 | ・前世のお話 | Comments(0)



c0319737_23401149.jpg

前回からの続き。
**前世の記録 No.013-1**

先ず彼らの体を使い許嫁の魂を呼び戻しメッセージを受けると言う方法をとりました。

イメージとして彼の声を聞くのではなく、実際に彼としか思えない声で彼の魂は陰陽師の体を使い
語りかけて来ました。

その内容は驚くべき正確さと詳細に渡る描写でした。

食い入る様に聞き耳を立て、一言たりとも聞き逃すまいと必死の思いで耳立てます。
そのセッションは早朝から昼過ぎまで続きました。

さすがのあなたも彼の死を受け入れ、また彼が無念の思いはあるものの武人として正々堂々の立ち会いで討たれた事は決して後悔する事ではないとの声を聞く事になりました。


この出来事を境にあなたは、言わば潜在的にもつ能力が開花します。
「覚醒した」と言っても良いでしょう。

あなたは陰陽師へ日参します。
通い始めて半年程経つ頃、異例な事にあなたは女性としては珍しい陰陽師の名をもらう事となりました。

しかしこの事は強く口止めされました、それはあなた身の危険にもつながることだったのでしょう。
特に朝廷や武家には口が裂けても語ってはならないとの釘を刺されます。

無論あなた自体も口外をする気はなく、更に学習に励みました。


そのような日々が過ぎた頃、あなたに縁談の話が持ち込まれます。
この時代は女性から相手を選ぶ事など、身分が下の男性ならいざ知らず出来よう筈もありません。

しかしあなたの意思は硬く、許嫁以外の男性と交わる事を自ら固く断つ事を決めていました。
遂に両親や相手方の思いも届く事無くこの人生を独身で過ごす事となりました。

早くしてこの世を離れた許嫁は今生あなたの身近に強く感じられます。
特定は避けますがあなたのよく知る男性の方です。


さてこの人生であなたは表立っての反戦などは口にはしませんでした。
むなしい事も重々承知していたからでもあります。

そのかわり、あなたは生涯をかけ夫を亡くした女性や父を亡くした子供達、そしてあなたの様に恋人に先立たれた娘達に救いになる事をしようと心に決めたのです。

彼女達の口コミは女性の世界で瞬く間に広がり、あなたの元を訪ねて来る女性達が連日のようにやって来ます。

あなたの母親は死の床であなたにその「仕事」を続ける様伝えます。
あなたもまた言われるまでもなくそこに人生を見いだす事を知ります。


この人生は生涯独身で過ごしました。
あなたは得度し仏門に入る道もあったのでしょうが、陰陽師を目指す事により真理の一端に触れる事が出来た人生ではなかったかと思います。
現在では陰陽師を怪しむ声も聞こえますが、全ての事象には裏と表があり、ライトサイドとダークサイドがあります。
全てはそれに携わる人、接する人、そして使用する人。
そのれぞれの人の意識(エネルギー的な周波数といってもいいでしょう)に寄って、役立つかどうかも決まって行きます。

あなたは間違いなく、その力をライトサイドに使った人だったでしょう。

この平安時代の人生は今生のあなたに影響している事は言うまでもない事と思います。
しかし飛び抜けて強く影響していると言う程ではありません。

数ある転生の中では「特徴的」と言う事だと思います。
ただ一つ言えることは、今現在もこうした能力はあなたの深いところで眠っているだけです。次元変化の今、目覚めも近いのかもしれません。

享年は48歳頃だと思います。

以上、今回の記録でした。








by farmemory | 2019-06-01 00:00 | ・前世のお話 | Comments(0)



c0319737_23400772.jpg

過去世リーディングをさせて頂いた方の記録No.013-1

   ・

見えましたのは平安時代時代です。
場所は京都だろうと思います。

一条と言う言葉が感じられました、おそらく一条戻橋だろうと思います。
なぜそれが浮かんだかは定かではありません。

ただこの時代あなたがよく訪れるか通る場所でその近くに縁があった様に感じます。


この時代あなたは女性として生まれています。

見えているのは10代後半か20代前半の頃でしょう。
衣装は大変に格式あるもの、十二単だと思います。

黒髪を長く伸ばし、後ろで軽く白い紙で束ねています。

神事に携わる仕事をしている様に感じます。
陰陽師系列のお仕事ではないかと思います。

住まいは御所にほど近い場所、家柄は中程度の貴族の家柄で、おそらく藤原の家系でしょう。

父親はかなり無骨な人の様で、常に戦装束を身につけているのが見えます。
腰に長い太刀、片手には弓を握っています。

あなたには兄がいます。

年はあなたと4、5歳程度の差ではないかと思います。
すでに元服を済ませ、父親は引退を控え長男を事ある毎に戦場に連れて行くのが見えます。

この家系には霊能力と言えるものをもつ人が数名いる様です。
それはあなたを含め母親や、血の繋がらない奉公人の下女など全て女性の様です。

男達は戦に明け暮れる毎日で手傷を負った者達や、時に戸板の様な板に乗せられ討ち死にした家来などが運び込まれて来ます。

大変にきな臭く血を感じる時代です。

そんな日々でしたが、あなたは大変に平和主義なために心痛めまた日々をおぞましい思いで過ごしています。

あなたの屋敷の北東側に「星」を感じる場所があります。
ここには安倍氏ゆかりの陰陽師が何人も詰めています。

既に安倍晴明は他界した後ではないかと思うのですが、仮に生存していたとしてもかなりの高齢ではないかと思います。

いずれにしましてもあなたの生きた時代に安倍晴明も生きていました。
あなたもまた女性でありながら陰陽師一派に関わる日々を送っていた様です。

そのきっかけとなったのは間違いなく戦だと思います。

あなたの許嫁(幼い頃から決まっていた)が元服後直ぐに初陣で命を落としています。
その時あなたは未だ12、3歳で、少女から乙女への過渡期でしたが彼の死は衝撃となってあなたを襲います。

戻って来た遺体はあまりにも惨い姿であなたは彼を見た時に気を失いかけます。

その嘆きは大変なもので、見かねた母親が陰陽師の扉をたたきました。
これは彼らにチャネリングを依頼し、亡くなった許嫁を降臨させ、その死をあなたに得心させようとの思いが有ったからだと思います。

あなたにしても武人の娘として、愛する人の死をあり得ない事ではないと知っていましたし、そのように育てられていました。

しかし元々争い事が嫌いで、命のやり取りをする戦そのものに否定的な思いを抱いていましたので彼の死は到底受け入れられるものではありませんでした。
ただ、武人の家に育った者としてうろたえる事などは許されません。
ですからあなた自身どこか心の拠り所や救いとなることがあるのであれば是非にもすがりたい思いも有った様です。

そこに母親の勧めで陰陽道に関係する事となります。

安倍家の門をくぐる事は女性としてはあまり歓迎されるものではなかった様ですが、あなたはその門をくぐる事となります。

次回に続く。







by farmemory | 2019-05-30 00:01 | ・前世のお話 | Comments(0)



c0319737_23443718.jpg

前回からの続き。
**前世の記録 No.012-1**

少し待つようにお願いされ、宿舎の前で待つと妹はずっと大切にしていた母親からもらった髪飾りや装飾品などを入れた箱をあなたに手渡します。

それを受け取ると、軽く抱き合い別れのキスをします。
しかしそのキスが最後の分かれになる事はこの時には思いもしませんでした。

彼女が兵役に赴く前にもう一度家族で時を過ごしてから送り出そうと思っていたのですが戦争の激化はそれを許しません。
さらにはドイツ軍の爆撃が本土に及ぶようになり、そのような悠長な状態ではなくなってしまいます。

実家周辺には軍の施設も無い事から攻撃対象とはなっていません。
しかし妹が兵役に付くにあたって訓練を受ける場所が空軍基地の直ぐ傍に有った様です。

日々イギリスはフランスとドイツ本土から飛来する爆撃機や攻撃機にさらされ始めます。
そしてついに妹が居る大きな空軍基地が大編隊で押し寄せたドイツ軍の攻撃機による爆撃で壊滅状態になってします。

この爆撃で女性兵士達が逃げ込んだ防空壕に直撃弾を受け妹は帰らぬ人になってしまいます。

その知らせは3日ほどして実家に届きます。
知らせを受けたあなたは、急遽許可をもらい妹の埋葬に向かう事になります。

しかし皮肉な事に、自転車で墓地に向かう時にドイツ軍の戦闘機から銃撃を受けます。
着ているものが軍服と同じように見えたのも理由だったのでしょう、戦闘機からの機銃掃射を受けてしまうのです。

幸運な事に命は助かりますが、足に銃弾を受け歩く事も出来なくなります。
敵機はその1回の攻撃だけで飛び去って行きました。

あなたを軍人と見間違えたドイツ軍の攻撃で道を歩く市民数人が犠牲になってしまいます。

もう妹の埋葬に立ち会う事も出来ず、近くの人々に助けられ病院に運ばれます。
幸いな事に銃弾は直撃はせず、太ももを抉っただけで命には別状はありません。

ただ抉っただけとは言え、戦闘機の機関銃弾ですのでそれなりの深手でした。
事によるとこの傷は思いぐせとなって、この人生でも同じ場所が疼いたりしているかもしれません。傷は右足の太ももだと思います。

さてこのアクシデントで埋葬には行けず、墓地も軍の施設に隣接していた為にその場もかなりの被害を受、妹の墓を特定する事も出来ない状態でした。


あなたは退院すると一時実家に戻ります。
まだ独身でしたが、あなたと将来を誓った女性は快くあなたを迎え入れ戦時中とはいえ小さな結婚式を挙げる事になります。


傷も癒え、結婚もすると職場に復帰します。
戦争はその後数年で連合軍の勝利で終える事になります。

この戦争では妹との辛い別れを経験します。
この時代の妹は今生あなたの友人として転生して来ておられます。


戦後直ぐ郵便局長となり、60才を前にこの人生を終えています。
なくなったのは1950年初めだと思います。








by farmemory | 2019-04-22 00:29 | ・前世のお話 | Comments(0)



c0319737_23443488.jpg

過去世リーディングをさせて頂いた方の記録No.012-1

   ・

見えているのは今から80年ほど前のイギリスです。
地域はやや北の方。グラスゴー地域だと思います。

時代的に見るとかなり近く、恐らく直近の前世だと思います。

この時代男性として転生しています。

見えているのは第二次世界大戦前。
ご自身はこの時代郵便局の職員で、主に配達を仕事として行っています。年齢は30代後半。

いよいよ時代もきな臭くなり始めているのが、郵便物からも分かる頃です。

人々の生活も少しずつ困窮が目立つようになってきます。

しばらくすると国は徴兵制に踏み切ります。
そうなると郵便物に軍からの徴兵用紙がかなり混じってくるようになります。
既にイギリスは開戦をし、日増しに徴兵用紙が増えてきます。

ご自身はそんな世相を非常に懸念します。
郵便職員は基本的に徴兵から外れた様ですが、心痛めたのは自分の事では有りません。

徴兵の用紙を各家庭に配る時、それを受け取る本人や家族たちのためらいと恐怖を、身を以て見聞きするのは非常にストレスを感じる事でした。

まして日頃付き合いの有る家庭へ配達する訳ですから、受取った家庭がどんな思いをするかが手に取るように分かるので配達の折りにも心痛む思いをします。

その中に自分の妹に向けた徴兵用紙が会ったのにはご自身も大変なショックを受けました。

妹は実家を離れご自身が担当する地域の寄宿舎に一人住んでいたからです。
そこは教会関係者が主に寝泊まりする下宿のような所で、妹はその教会の一般職員として働いていました。

年齢は20代中頃。
独身でしたので徴兵の対象となっていました。

女性でしたので最前線に赴任する事は稀でしょうが、通信兵としてならヨーロッパ戦線に向かう事も十分あり得ました。

なぜなら妹は以前電話の交換手を数年していた経験が有るからです。

ご自身は公務員としても、仕事に対してまじめに取り組んでいましたので、もちろん破棄などする事も無くその用紙を妹に渡す事になります。

自分が徴兵の対象となっている事は妹も覚悟していたのかもしれません。
兄であるあなたの複雑な思いとは裏腹に、気丈にもそれを笑顔で受け取ります。

その妹の姿に涙がこぼれるのをようやくの思いで押さえます。

次回に続きます。








by farmemory | 2019-04-21 00:05 | ・前世のお話 | Comments(0)



c0319737_00380218.jpg

前回からの続き。
**前世の記録 No.011-1**
**前世の記録 No.011-2**


しかし必ずしも異星人たちの文明が穏やかで明るいものと限っていた訳でもないのでしょう。
地球を訪れる複数の文明の中には暗い作為を持った者達もいた様です。

しかしあなたは大変に強いバリア能力が有ったようで、教育の場面にそのダークサイドのエネルギーが入る込むのを阻止できる力を持っていました。

まるで教育の守護神的な役割さえ持っていたようです。


生まれは王族なのですが本来あなたは政治的な活動に携わる事を希望していたわけではない様です。

でも現在にも通じる事なのですが、この時代教育の場の荒廃が目立つ様になり自らの力をいかせる事を確信し、子供たちを守る事を決意して就任しています。

あなたの行いは当初かなりの効果を上げますが、それに敵対する見えない勢力が徐々にあなたの仕事を妨害し始めます。
その見えない力は非常に強く、遂にはあなたはその地位から引き下ろされてしまいました。

あなたはもともと地位に対しての執着など全く有りませんでしたが、反対勢力の教育方針には大変な懸念を持っていました。
しかし一度現場を離れると政治的な力が無くなるわけで、子供達の事を思うと大変に心痛むのです。

二度とその現場には戻れない事は理解していましたのでしばらくは失意と無念とで落ち込んでしまいます。

しかし落ち込むあなたを支える人がいました。
あなたの恋人です。

大変に物静かで常に静かな笑顔であなたに寄り添い、出来る限りの癒しを送っています。
彼女もまたあなたにとても近い魂の人だと感じます。

ツインソウルの片割れでは無いかと思います。
ただパートナーが同じ時代にツインソウルで身近にいる事はとても珍しい事です。

あなたは彼女の支えでなんとか立ち直る事が出来ました。
しかしあなたには以前の覇気は無く、自らの意思で都を去る決意をします。

彼女を伴い都から100キロ程離れた緑多い郊外に移り住みました。

そう、この時代はまだエジプトが砂漠化する遥か前、まだ人々が飢えや天候不順に苦しむ前の「良い時代」のエジプトでした。

そこは泉の湧くそれは美しい地で、あなたの心は急激に癒されて行きます。
それと同時に教育の場からはなれた無念さが流れる様に消えて行き、政治の場にいなくとも祈りに近い行為により自らの力を発揮できる事を根拠無くひらめきます。

その地であなたは彼女と供に人々にヒーリングする仕事に就く事を選びます。
当初は訪れるものは少なかったのですが、口コミで広がって遂には都にまでその声が届きます。

あなたを排除した議会にもそれが届き王はあなたを引き戻そうとするのですが、あなたの心はもう都や政治の場には戻ろうとしません。

むしろ名も無き人々と生きる事の楽しさのようなものを知り、遂には議会からの返り咲きの要請を丁寧に断ります。そして子供も生まれ家族とその地で最後まで暮らす事となりました。

かなり長生きしたようで、80代まで生きています。
彼女もまた同じ様に長生きをし、あなたの死を看取る様に後を追いました。


この時の彼女が今生あなたの近くに居られる事を感じます。
あるいはこれからお会いになる方かもしれません。









by farmemory | 2019-03-03 00:01 | ・前世のお話 | Comments(0)