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**体験こそ進化の鍵**



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前回記事にした前世のお話
**前世の記録 No15-1**
**前世の記録 No15-2**
から続く話題になります。

最近の侍アニメや時代劇の中で「命を大切に」とか「友情や絆」なんてセリフを良く耳にしますが、本来江戸期以前の侍とは自分の主君(上司)の命は絶対的なものであり、そのために死する事を一つの美徳としていました。

もっと言えばどんな死に方をするかがこの人生の最大の意味であり、それが侍の生き方と教えられて来たのです。
そのため財産も土地も物さえも持たず、残すのは自分の生き様を伝えられる子供のみという、何ともストイックな人生観でした。

そして、子供に対して思う事はどれだけ幸せに生きてくれるかと言う以上に、どれほど侍の本分を尽くし生きて行ってくれるかが子に対する思いだったのです。
逆に言えば侍の本分を守り生きる事が幸せなのだと言う不動の価値観を持って生きることを賞賛されてきたのです。

戦国の時代など畳の上で家族に看取られながら死する事ほど情けない死に方はなく、若い内に戦さ場で討ち死にする事こそ武士の誇りとさえ言われていました。

一歩家を出たら、生きて家に戻れないという覚悟を持って日々を送っていたのが真の侍の生き方だと言われていました。

こんな侍という価値観は今の時代、それこそ前時代的な生き方であり人によってはあり得ない事と思うかもしれません。

まして夫や息子たちを戦場に送る妻や母たちは、侍の時代であっても必ずしもこの美徳を受け入れていた人ばかりではなかったのではないか、そう思うのです。
自らの分身としてこの世に生を受けた子供たちに、何があろうと生きて欲しい。そう願った人も、きっとたくさんいた事でしょう。

今も国際政治が戦いであり「真の解決は戦争によって」なんて事を平然と口にする人もいますが、そうした人は過去世において本当の戦場の地獄を知らずに来た人なのかもしれません。

でも私たち人類は、洋の東西を問わずそんな時代を「前世の自分」として生きてきた事は間違い無いと思います。

それを体験し、何を知り、何を得る事が出来たのか。
その答えこそ、今まで不条理の中で何度もの転生を繰り返してきた本当の意味なのだと思うのです。

まさに体験こそ進化の鍵。

人の意識や価値観は(社会や世界の価値観さえも)この様な時代を何度も生きてきたからこそ

「名誉やプライドという呪縛からの解放」
「命の尊さ、自由意志の大切さ」
「薄っぺらな言葉なんかでは伝えきれない真の温かさや優しさの獲得」

と言う進化を続けて来たのでしょうね。


それでも自分にとっての満足とは、人から羨まれる事でも人と比べる事でもなく、人に何と言われようと自分自身が「これがいい!」と感じた人生を生きるのが真の満足なのだろうなと思うのです。

ただ、これから先の次元では自分が決めた価値観に自分が縛られる事なく、常に変化(進化)する自分の思いに柔軟に従って行く。
それが新しい次元の生き方となるでしょう。

頑なに自分の信念を通す必要もなく、その時々で心に浮かんだ「希望」に素直に従って生きて行きたいものですね。

そしてどれ程緩く、へなちょこでヘタレでグダグダであろうと、それこそが数々の人生を体験してきたからこそ獲得できた寛容さでもあると知るのです。









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by farmemory | 2019-09-10 00:31 | ・意識の自立と進化 | Comments(0)