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**熊野三山八咫烏(7)**



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前回からの続き。
**熊野三山八咫烏(1)**
**熊野三山八咫烏(2)**
**熊野三山八咫烏(3)**
**熊野三山八咫烏(4)**
**熊野三山八咫烏(5)**
**熊野三山八咫烏(6)**

<神倉神社>・
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神倉神社の急峻な石段は話には聞いていましたが噂通りの急勾配。

ただキツイ階段は7~8分程度、そこからはやや穏やかな石段となります。
ようやく境内にたどり着き拝殿を仰ぎ見ると、そこには、のしかかるような大岩の「ゴトビキ岩」が目に入ります。

この大岩を見た時直ぐに、シリウスが深く関係している自然の造形物であることが分かりました。
そしてこの場所は宗像三女神が降臨した場と伝えられています。

三女神とは田心姫神(タキリヒメ)・多岐都比売命(タギツヒメ)・市寸島比売命(イチキシマヒメ)を指しますが、真ん中のタギツヒメはリラ星人を指しています。

神倉神社の拝殿から「シリウスがリラを抱きながら庇護している」そんな姿が見えてきます。
深い意図をせずに登ってきた神倉神社ですが、期せずしてリラへのウェイクアップコールになったと思いました。


<熊野速玉大社>
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最後の参拝は熊野速玉大社。
こちらは熊野三山の中で一番新しい神社との事、境内の感じは清々しいものの本宮や那智大社の荘厳さにに比べると「軽さを」感じます。

古い時代、本来は奥宮である神倉神社への参拝が正式との事ですが、参拝には困難もあり誰にでも参拝の出来る様にとこの場所に速玉大社を建てたと聞きます。

さて、このお話もそうなのですが、多くの寺社には「奥宮」や「奥の院」が存在しています。

おそらく多くはそうした「奥」こそが本体であり、本宮や新宮と言われるものは「奥」のダミーとして荘厳な形で建てる事により参拝者をそちらに誘導する役割を持っているのでしょう。

奥宮の中には一抱えで持ち上げられる祠だけのものも数多くあります。
そうした小ささでは人は「ありがたみ」を感じません。

そこも狙いなのかも知れません、本来の奥宮の存在から人の目をそらすために立派な建物を建立した事は間違いないと感じています。
そしてそここそがレイラインのクロスポイントなのです。

これは日本の寺社だけではなく、古墳やピラミット、ストーンサークルなどにも共通して見られる事なのです。
本来の「パワー」とは大きさや美しさに比例するものではありません、むしろ何もなかろうと「場所」こそが重要なのです。

そここそがレイラインのクロスポイントなのです。

このお話、続ければとても深くなりますので時を見て記事にして行きましょう。


さて速玉大社の境内で「これで最後だね」と思った途端どこから現れたのか、いきなり超低空で鳴きながら2羽のカラスが頭上を連続して飛び去ります。
「八咫烏のお遣いかな君たちは」なんてニコニコしてしまいました。

この2社の参拝を最後に、今回の「熊野三山八咫烏」を終える事となりました。

今回の熊野三山がなぜ雨であったのか、しかも大雨の予報にも関わらず参拝には困難さがあまりなかったのか。
水は浄化と、ある種のエネルギーからのバリアの役割も持ちます。それを思うと今回、雨に守られてのイベントなのだったなと今となれば分かるのです。
そして水と切っても切れない関係の龍はシリウスを象徴する幻獣です。

今回の熊野行きがこれからどのような現実につながって行くのか。今後を興味深く待ってみようと思っています。


<おまけ>
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最後にかつて神武天皇が上陸したと言われている熊野の浜に足を運びました。
その時、2羽のカラスがその浜に飛んできました。
単なる偶然と取ってももいい事なのですが、私にはそのカラスたちが見送りに来てくれたと決めました。

カラスや狐、牛や鹿など何種かの動物がオリオンから派遣されてきています。
その彼らも、自分たちの役割である「人類へのアプローチ」という重要な仕事が終わりかけてきていると伝えてきています。

本当にお疲れ様でした。

<さらにおまけ>
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東京に帰って数日後、とある人気のない商店街を一人で歩いていた時のこと。
遠目で「あの黒いものはなんだろう?」と近づいて行くと1羽のカラス。

更に手の届くところまで近寄ってスマホを近づけても彼は全く動じることもなく、私を見つめて動きません。
その目の可愛いこと!

首を傾げながら何か言いたそうに私を見上げます。

彼がなぜここに居たのかは既に分かっていたので
「わざわざここまで来てくれたんだね、ありがとう」

と言葉にしないで思いを伝えたら、間髪入れずに「アグアァ」と、カラスの声としては聞いた事もない一言を返してくれました。
そのタイミングの絶妙な事。確実に会話が成り立っていたとしか思えません。

その一言を聞き立ち上がり、動かないカラスを迂回して立ち去る事にしました。
そして2,3歩進んで直ぐに後を振り返ったのですが・・・

はい、もうそのカラスは羽音も立てず消えていましたとさ。


長い熊野三山の記事にお付き合い下さいましてありがとうございました。








by farmemory | 2019-07-22 00:07 | ・イベントメモリー | Comments(0)

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