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**小さなお店と大きなお店**



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遠い遠い宇宙の果ての小さな惑星、そのさらに片隅の静かな街の物語です。

かつて地元の人々が営む活気のある小さな商店街が細々と、でも元気に営業していました。
そこでは地元の人に提供する、その土地で採れた農産物を安い値段で店頭に並べていました。

お店の儲けは決して大きなものではありません。でも子供達を安心して育て、自分たちの食い扶持を不足なくまかなえる静かな日々でした。
その商店街の売り上げは皆同じようなもので、大きな差などなく暮らしていました。

ところがある日、コンクリートで作った大きな大きなお店が立つ事になりました。

小さな商店の売り上げや儲けは全部自分たちだけの収入です。

でもそのコンクリートの大きなお店は、売り上げた儲けをお店の従業員だけで分けるのではなく、そのお店で働いてない人たちが全部持って行ってしまいます。

コンクリートのお店で働く人たちにはその儲けのほんの少しがお給料や時給として手渡されるだけ。
その何倍かのお金はどこに行ってしまうのでしょう?

かつて活気があった時の小さな街の小さな商店の人々の収入と、コンクリートのお店で働く人の収入はあまり変わりありません。

でもコンクリートのお店ができた事で小さな商店の売り上げはどんどん少なくなって、その小さなお店で買い物をする人のお金はコンクリートのお店のどこだか分からないところに持って行かれてしまいます。

でも今、コンクリートのお店で働く店員さんも、その事に気がつき始めた様ですね。

   ・

食の安全や健康のためである地産地消。
そのもう一つの大きな力が、お金の地元への還元と言う事。
そして取りも直さずそれこそが、食の安全と健康に直結します。

経済も生き物。
お金だって地域の人たちに大事にされると喜びますし、地域の中で還元され続けていればその地域から減ることはありません。

そうなれば「お金」は街だけで通用する商店街マネーを作ればいいですよね、これが「地域通貨」って言う物なのでしょう。
それが流通したら、その街だけの商店で成り立って、どこにもそのお金を持ち出せないわけですからね。

それに大手メディアでの広告のために使われる広告費は商品に上乗せされ、そこに流通のコストも上乗せされて商品の小売金額が決められて行きます。

でも、広告費なんか使わない地元の商店街。
裏の畑や隣の港から直接持ってくる食材には流通コストはかかりません。

海を汚す発泡スチロールのトレイなんか使わずに、朝採れた新鮮なお魚を昨日の新聞紙にくるんで渡してくれるから無駄な包装もありません。

結果として個人商店の小さな儲けを持って行ってしまう大きなお店。
そのお金ホントにどこに消えてしまっているのでしょう?

そして更に、そこで汗水流して働く店長さんや従業員さん達の重労働もまたお金となってどこかに運ばれて行きます。(個人商店では考えられないくらいの仕事量?)

   ・

次元変化は全ての地域や人々が皆「一緒に」上昇して行く訳ではありません。
早く進むエリアもあれば、ゆっくり歩む人もいます。

きっと新しい次元に最初に向かう場所は、小さな商店街が生き生きとしている、そんな場所かもしれません。

地方都市の平日の駅前。
誰一人歩いていない寂しさと時計の針が止まってしまったような街に、再び物売りの声と人々の活気が響いて来ると良いですね。

今、時流に乗って大資本を呼び込んだ事で思わぬ歪みが現れ始めている事を、遠い惑星の地方都市の人たちは皆気が付き始めているかもしれません。

都会でも、どこかの街を鳴り物入りで再開発をしても「ほんのいっときのお祭騒ぎ」で、オープン時に人は来ても直ぐに飽きられ、その後は無機質な巨大ビルが残るだけ。
そしてまたどこかで再開発が始まり、話題作りを続ける際限ないループ。

それでも大きなお店で働く皆さんは、寒さの中手を真っ赤にしながらも明日の日々を生きるために働いている事でしょう。

コンクリートのお店は次元の変化に取り残されても、その中で人を思い優しく生きる皆さんは、きっと早くに次元移行する事でしょうね。

それを十分に理解して、今自分が生きるその場所で地に足を付けて、何が真実かを忘れる事なく生きて行きたいですね。
きっとそれが近道のはず。

遠い遠い遥かに遠い、名も知らぬどこかの銀河の小さな星の小さな惑星の、そのまた小さな街の小さなお話でした。









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by farmemory | 2019-03-14 00:01 | ・新次元への道 | Comments(0)