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**リラの遥かなる旅16(イランカプテアンナー1)**

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今までのリラ物語 ◆リラの遥かなる旅◆>>


リラの持つ異性愛が作り出すポジティブエネルギーは体を合わせる愛の行為だけからではなく、共に触れ合う相手への敬愛と信頼の上に成り立つ静かな時間からも作り出せるものです。

聖愛を単に体を合わせる行為だけと解釈してしまうと、例えば老成した男女やまだ異性を知らない人は、その役割をこなせないとなってしまいます。

でもパートナー同士、たとえ性行為がなくても心の触れ合う時間も「行為」に匹敵するポジティブなエネルギーを生み出して行くことに違いはありません。
むしろ老成したカップルならではの思慮深いエネルギーを生み出します。

多くの執着から解放され、ただただ目の前にいるパートナーを慈しみ、自分たちに関わる人々(家族や知人、隣人たちなど)の安泰を願う時、そこには若い人では作り出せない思慮深く深い優しさに溢れたエネルギーを作り出す事ができます。

ここにはパートナー同士の心の触れ合いによるリラのエネルギーが生まれて来ます。

アイヌの言葉に「イランカプテアンナー」と言う挨拶の言葉があります。

これは「あなたの心にそっと触れてさせてください」と言う意味です。
「こんにちは」と同じ様な意味合いなのだそうですが、社交辞令の言葉なんかではなく、これこそ心同士の真の挨拶ですね。

しかもこの言葉が単なる精神論的な意味合いではなく、本来のアイヌの人々は本当に相手の心に触れることが出来るからこそ生まれた言葉でしょうね。

もし相手の心に触れる能力があれば、その世界には嘘や欺瞞が生まれる余地がありません。
相手の心が読めてしまう世界では疑心暗鬼になって争いが起きるという低い周波数の世界とは無縁という事です。

でも、ここにはとても深い意味があって、普段は軽々しく相手の「心」に土足で踏み込む事はしない。
でも相手への心からの挨拶をする時には、心が読めるチャンネルに自分の感知能力のチューニングを合わせ、その上で心に触れていいかと言う許可をもらうのですね。

私も他の方の前世を見る事が出来ますが、だからと言って何時でももどこでも、見知らぬ人の前世が常に見えてたり、見ようとする訳ではありません。

前世であってもその方のプライベートですので、むやみに踏み込むことはしません。
普段の社会的接し方の時には常に、リーディングチャンネルのスイッチは切った状態にしています。

でもクライアントさんが来られ、前世リーディングを望まれた時にはチューニングとボリュームをMAXにしています。

さてお話をリラに戻しましょう。
触れ合うと言うことは体だけでなく心の触れ合いも同等の価値を持つのですね。

ただ老成したカップルであっても「執着からの解放」の度合いによって生み出されて行くエネルギーは大きく変化することは言うまでもありません。

幾つになっても現世への執着を過度に持っていれば、そこから生み出されるポジティブエネルギーはあまり高いものとは言えないでしょう。

ただこれはストイックに生きるべきと言う道徳的な事ではないのです。
何に執着しているかということが重要です。

人類が持つ3大欲(食欲・睡眠欲・性欲)や生きる上で必要な物欲、向上心や覇気を否定している訳ではありません。
本来私たちはこの体を維持するため基礎的な「欲」は必要不可欠でもあるからです。

本能といってもいいですね。

それに引き換え、今の経済社会の上に生まれる欲。

他者への依存や、独占欲、支配欲、嫉妬や恨みから生まれてくる男性社会が持つ「現世欲」が、少々ややこしく、あまり高い周波数とは言えません。

この辺りを理解して行くと、執着とはないかを何となく分かって来るのではないかと思います。


続く











by farmemory | 2019-01-13 00:00 | ・リラ物語 | Comments(1)

Commented at 2019-01-13 19:58 x
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