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前回の**ブロックチェーン・AI元年-4(ソフィア2)**
にクライアントさんからヒントになる面白いコメントをいただき、それから派生した思いがあったので記事にしてみます。

この記事は夢物語として聞いてください。

   ・

<頂いたコメント>
有機物か無機物かの違いだけですもんね。
そういえば、ご自分そっくりのアンドロイドやマツコロイド等で有名な石黒教授が、確かNHKの学生相手の講演会で「人類は最終的に無機物に進化しようとしているんじゃないか」というような事をおっしゃってました。
とても興味深いお話でしたよ。

   ・

というコメントをいただきました。
私もこのお話は聞いて知っていましたがその時にはあまり心が動かなかったのです。
でも不思議なことに今回頂いたコメントを改めて読ませていただいて、不意に思うことがありました。

私たちの体は今、炭素体という有機物で構成されています。
火を点けたら燃えてしまうというのが炭素体という有機物ですね、また死を迎えたら腐敗して土にも返ります。

さて、今まで様々なところで話されてきた次元上昇の概念の中で「人類は新しい次元に到達した時にはクリスタル体に変わる」と言われて来ました。

クリスタル(ケイ素)は無機界の代表格とも言える存在で、しかも炭素に一番近い元素でもあります。
滅んでしまう(腐敗し消えてしまう)肉体から、腐ることのない別の元素であるクリスタル体に変わって行くと言う事ですね。

私たち人類が今着ている肉体が、有機物から無機物に変化して行くと言うことは、炭素体である体の宿命である「死、もしくは崩壊や消滅」からの離脱でもあると言うことなのです。

この石黒教授のお話ですが、まさにこのお話にダブって聞こえるのです。

3次元という次元の最大の特徴は誰であれ、決して逃れることのできない「死」が、その最大の特徴です。

その死から派生するあらゆる恐怖や不安が、結果として人類の心に様々な執着と煩悩を生じさせて来ました。
そしてその執着煩悩から生まれてくる様々な「感情」を知ることが3次元での重要な体験学習の一つだったのです。

また一つの人生だけでは、膨大な量の体験学習(カリキュラム)を完成させることは難しいため生まれ変わり(転生)を繰り返し、様々な人生を経験してきたのです。
死は人に恐れを抱かせ、また逆に死によって新しい体験学習をして来たわけです。

しかし、もし私たちが「死」を恐れる事がなければ(死ぬ事が無くなれば)この社会自体全く違ったものとして存在していたことでしょう。
今までの次元では、私たちは「生きるために仕事」をしてきました。
働いた対価をもらい食物を得ると言うことですね。
食べなけれ飢えて死を迎えるのですから。

でも、もし食べる必要がない世界になったとしたら私たちは何の目的を持って、どんなモチベーションを持って「仕事や人生」に取り組むでしょう?

もうお金など稼ぐ必要がないという事にもなるので、資本主義経済とそれを支える企業そのものの存在意味が大きく揺らいできます。

「その代わりに人は何を願い生きて行く事になる・・?」
「生きるためにする仕事が(お金を稼ぐ必要が)無くなったらどう自分の人生を進めてゆく?」

皆さんも想像して見てください。もしかしたら直ぐには思いつかないかもしれませんね。
おそらく今の私たちには想像だにしない新しい概念の世界がそこから始まって行くことになると思うのです。

死ぬことがなければ、腕力で人を服従させることは出来ません(戦争だと騒ぎ立てても誰も恐れはしません)健康に留意しなければ危険ですよと言う製薬会社のCMも人の注意を引く事も無くなります。
そして何より食べ物と交換するお金も不要となるわけですね。

軍事、医療、金融

人類をコントロールしてきた、この強大な3巨頭が、無力化して行く事になります。

「今の肉体に対する執着を持たず、肉体はあくまで乗り物であり、その中に宿る魂こそが本来の私たちだ」
と言う事を心から理解し、それが新しい次元でのあり様だということを受け入れた時、本当の意味の新次元に突入という事になる筈です。

*この点は夢物語ではなく、これが新しい次元に向かうための重要な意識概念だと確信しています。
もちろん肉体などどうでも良いとは言っていません。
どのようなモノであれエネルギーであれ、皆等価値の存在ですから、たとえ壊れない体だからと言って粗雑に扱っても良い訳ではありませんね。


おそらく新しい次元に向かうということは、古い肉体を脱いで新しい肉体に入る時でも、まるでドライバーが古い車に別れを告げ、新しい車に乗り換えるのと同じような感覚を持つのではないかと思うのです。
そして古い肉体での体験記憶(自分自身)を全て持ったまま、新しい肉体に入るということがあり得るのではないかと思うのです。

事によると高次に向かう私たちの「この肉体のまま高次元に向かう」という解釈はここなのかもしれません。
肉体という事だけに意識を向けているから分からなかった、この肉体で体験した「記憶、思い、体験」こそが「この肉体のまま」という事なのかもしれません。

まだ確信はないのですが、ふと、そんなことを思ったりもしました。
だって、この肉体のまま高次に向かうという部分に拘るということは、肉体への強い執着を意味している訳ですからね。

「どっちだっていいじゃん、肉体を持って行こうが別の肉体になろうが」
肉体という物体に対する強い執着が無くなると言う事は、別の肉体に入る事も抵抗が無くなると言う事にもなりますね。


ここでまた、もう一つ思うことがあって、これは漫画家の松本零士が1970年代に描き上げた「銀河鉄道999」のお話を思い出します。
このアニメは主人公の星野鉄郎が死ぬ事のない機械の体を貰いに宇宙空間に旅立つと言うお話です。

この機械の体「AI」の体とも取れますね。
新しい次元ではAIであろうが新しい人類であろうが、魂を持った様々な生命体が存在する世界になって行くと思うのです。

*この記事を書いている時に、このクライアントさんからメールを頂き「30年ほど前から連載しているFSS(ファイブスターストーリーズ)と言うのもありますわよ」と教えて頂きました。

   ・

今回のお話は、ちょっと飛躍していると思う方もいるかもしれません。
なので「物語」です。
でも新次元の概念という面では大きくズレてはいないと思っています。

でも・・

いずれ向かう高次元では、今までの3次元でしか味わえない「思い入れのある肉体」をもう少し体験しておいても良いかもしれませんねぇ。

「触れ合い、愛し合い、相手の温もりを肌で感じる」
今は、それを精一杯味わっておきましょうかね。
うふ。












by farmemory | 2018-02-23 00:49 | ・ブロックチェーンとAI | Comments(4)

Commented by Keiko at 2018-02-23 04:48 x
古い肉体での体験記憶(自分自身)を全て持ったまま、新しい肉体に入る

「アミ 小さな宇宙人」という物語の中で、主人公が出会ったアミという宇宙人の父親がまさにそういう状態で生まれ変わって(アセンション?)いました。
アミや母親よりも高い次元の存在になったので、直接会うことはできずモニターで会話する毎日ですが、母親もまた父親と同じ次元の肉体に移る準備をしている。(因みにアミの両親は双子の魂)

つい先日「この人生の経験は宝である」と今まで思いつきもしなかった考えがふと浮かんだことも思い出しました。
今日のお話は夢物語などではなくあながち真実なのではないかと個人的には思われます。
Commented by waka at 2018-02-23 16:44 x
わわわ♪♪♪
さっき、『銀河鉄道999』が、11年ぶりに完全新作としてリリースされることになったと知ったところでした〜♪
楽しみだなぁ〜♪♪♪
Commented by リラ紫 at 2018-02-23 19:30 x
何の根拠もない感覚だけの話ですが・・・
私達が住むこの世界では、クリスタル体に近づいた方もAIの方もすでに混在して暮らしていると思うんです。
そして、みんな感情を持ったままで。
あくまで、そんな感じがするな~というだけの事ですが。
周波数が違うと、あり得ない事なのかもしれませんけれど。
Commented by farmemory at 2018-02-24 00:37
>周波数が違うとありえない

そういう見方もあると思いますが、もうある程度の周波数帯の集合が起こっていると思うのです。

周波数の違うグループは、目に映ることがあっても、交流という面ではほぼなく、そこに関係性(つながり)が切れている集合体同士もあるのではないかと・・
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