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**今日の出来事から(仮想通貨外伝)**

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今年に入って、トラブルを含め仮想通貨の下落が止まりませんね。
日本の一取引所の事件もその理由の一つでしょう。
でも世界的に見れば各国が仮想通貨に対する不信感や、もっと言えばその存在自体を疎ましいと感じ始め、規制を口にし出した事の方がより影響があると思います。

それは当然のことで、中央銀行の存在を脅かすには十分な存在である以上、多くの資本主義国家が手放しで受け入れるとは考え難いです。
この下落の裏にはヨーロッパの国々、中国、韓国、そして昨日はインドでの規制に関する報道がありました。

取引所の事件に関しては(不正送金の損害額の大きさから見れば)一時の影響力を持つかもしれません。
でも一取引所のアクシデントが、これほどまでに下落を続けさせるのだろうかという疑問が生まれます。

でも国家レベルでの規制は、取引所一つの事件など一蹴するほどの影響力があるのは当然ですね。
かねて仮想通貨は、今後の世界の貨幣概念を変えるほどのものだと思っていましたので、各国がナーバスになることは容易に考えられます。

これはうがった見方なのですが、今回の下落劇はこれからの仮想通貨のあり方を修正して行く、その前段かもしれないと感じています。

今までもお話ししていますように、今現在の仮想通貨は博打(バクチ)そのもので、それを承知での参加は、すなわちお金を稼ぐ目的以外には無いだろうと思います。
仮想通貨を推奨する多くの言葉にも「儲かるから」「今が買い時」という言葉が必ずついていたと思います。

この段階では通貨としての存在ではなく、博打そのもの。まるでカジノのゲームコインとなんら変わらない存在です。
ですのでそれを他者に勧めると言う事は、お金第一の意識で、しかも「ギャンブルは儲かるよ」と言う誘いと何ら変わらないのですね。

ただギャンブル自体を否定しているわけでは全くありません。
ギャンブルはギャンブルとしてその価値を持ちますが、通貨はギャンブルとしての存在ではないと言う極めて単純な事を言っているだけなのです。

もしお金がお金を生む金利システムに疑問を持っているのであれば、仮想通貨でギャンブルをしている矛盾に気がつくと思うのです。

今回事件となった取引所のCMも、その宣伝文句の中には「新しい次元の通貨概念」という言葉や連想は一つもなく、やはりビジネス志向を前面にCMを仕掛けて来たように思います。

「儲けを前面にした取引所がコケた」

利潤追求が目的と言う意識が、遠く古臭くなって行くだろう地球変化の中で、本当の意味の仮想通貨を取り違えているとしか思えませんでした。

仮想通貨の真の存在意味と力は「中央銀行の退場を静かに促すこと」と、お金がお金を産む「金利や投資」と言う今までの金融概念を根底から入れ替える役割なのではないかと思っています。

その意識で静かに見て行くと今回のドタバタ劇もある意味、以外と容易に想定される事だった様に思うのです。
ここで言う「想定」は、この取引所のセキュリティーの甘さとか、投機的一面を持つからコケたと言うことではなく「次元変化」を理解していないことによる根源的な部分にその源がある様に思う、と言う事です。

今後しばらくの間、仮想通貨は暴騰したり暴落したりを繰り返して行くと思います。

しかしその(ブロックチェーンを基盤とした)仮想通貨自体は消えることなく、仮に人々が興味を失い目を向けなくなったとしても、むしろその間に水面下で今後の新しい貨幣として生まれ変わるための準備を続けて行くと思います。

本来お金は、それ自体にはなんの価値もない紙切れや小さな金属のカケラでしかありません。
当初の貨幣は物々交換時の利便性から生まれた存在だったはずです。

これから先の次元変化の中で資本主義は静かに緩慢に幕を下ろして行き、新しい金融制度(概念)と入れ替わって行く事でしょう。

最近の報道でも先物取引のニーズが、ひと頃より1/7まで落ち込んで来ていると出ていました。
今、投資家や資本家の人たちは、安定した投資先が崩れ始めていることを薄々感じ、それこそ仮想通貨だ貴金属だと右往左往しているように見受けられます。
ここに資本主義の「揺らぎ」を感じるのです。

まるで大きな湖が干上がり始め、そこに生きていた魚達が、どんどんと狭まって行く水たまりを探しては右往左往している。
なんだかそれに似ているように思うんですよね。

天の摂理は既存の経済社会を強制的に変化させるため、今後あらゆる(時には強行とも思えたり、悪化していると感じる様な)手段と方法を使って、でも人々をギリギリ ”追い詰めない” 所で進めて行くでしょう。
今回のドタバタも、その始まりなのかな?と思うのです。

投機優先で仮想通貨に手を出すことと、新しい金融システムになる過渡期であることを承知で手を出すことは、似て非なる「参加」でしょう。

これから先、多くの人が仮想通貨はお金を生み出す道具ではなく、中央集権的なあらゆる権力構造と利権システムを終わらせて行くブロックチェーンの一つだということが理解され始めた時、仮想通貨の真の価値が評価されてくると思っています。

近い将来
「昔は仮想通貨で億り人が生まれてたんだって」「へ~、そうなのぉ、不思議な時代だったんだね」
こんな話を耳にするかもしれませんね。

   ・

今現在も全てのアルトコインも動きが激しいようですね。
今年に入って右肩下がりで下落が続いています。
今後も仮想通貨が「投機の道具」で無くなる時を目指しながら、上昇下降を繰り返し続けると思います。

そして安定の時期は・・・

先にお話ししていた通り、新しい通貨の意味=全く新しい経済システムの登場、を人々が理解し始める(本気で希望し始める)時と同期してくるのではないかなと思います。
そうでなければ、次元移行に向かう人にとって仮想通貨の意味は薄く、いずれ消えて行く「時代の徒花」でしかないでしょう。


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中央集権から離れる事、その終焉を願うこと。

それすなわち、自分の前に展開される世界は誰の責任でもなく自分の生き様や意識が作り上げる世界だと言うこと。
そしてその世界に行くと言うことは、誰にも頼る事なくすべての責任を自分で負う覚悟があるかを問われる事です。

「たった一人でも、この道を進みますか?」
ちょっとドキドキしますけど、それ以上にすごく楽しみですよね。











by farmemory | 2018-02-03 02:23 | ・ブロックチェーンとAI | Comments(0)

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