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**シリウスからの歌声(1)**

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シリウス物語を始めます。

これは私小説、創作、希望が入り混じったお話ですが、シリウスや、他の天体の人々のことは、私が今まで経験し、思い出し、コンタクトして知ったことが元になっています。

このお話を書こうと思ったのは、新しいブログに変えてからしばらくして、不意にそれを思い立ったからです。
というより、はっきりと自分の中の「シリウス」が目を覚まし始めたからかもしれません。

自分がシリウスから来たこと、多くの人をその星からこの地球に連れて来たことを今でもはっきりと覚えています。
今までにも私と共にシリウスから地球に来た魂を持つ方と再会をして来ました。

それだけではなく、シリウス以外の他の天体で共に過ごした縁のある方との再会にも始まっています。
そんな日々から、この物語を書き始めることとなりました。

いわば私の宇宙の履歴と古代地球での転生の物語、そして遠大な備忘録です。
きっと完結しないと思いますけど、気が向いた時に書き続けてゆきます。


********************************


**シリウスからの歌声(1)**

冬の夜空に美しく輝くシリウス。

中学生1年になった芳樹は理科の時間にシリウスの名を聞いた時、何かこみ上げる思いが胸を駆け上がって、その感情に授業中心が揺れ動いたことを大人なった今も鮮明に覚えていました。

その授業を受けてすぐ彼の中学校には無かった「天文部」を友達3人で立ち上げる事になりました。

もともと彼は体を動かすことが好きで水泳部に籍を置き、その中学ではエースとして活動していた体育会系の中学生でしたが、どこかに天文に関する興味をずっと持ち続けていました。

水泳部に入ったのも、子供の頃から水遊びが好きで小学校に入ると毎年夏のプールの時間をそれはもう楽しみにする子供でした。
家族でゆくレジャーも海や川、湖と、きれいな水のあるところばかりを希望するので父親は山でのキャンプなどをさせたいとは思うのですが、彼が興味を持たないため、父親の実家である逗子の海辺の家で夏休み中過ごすことが彼の夏の習慣でした。

とにかく綺麗で澄んだ海、水深のある透明な川の深みを見ると「ああ、飛び込みたい」そう思う、まるで河童のような水好きでした。
大人になっても、その思いはいささかも変わることなく、美しい水、生きた水、大きな水辺への思いは変わることなく続いています。

中学に入って教科書でシリウスを知った彼は天文部を作ってすぐの夏休み、理科の先生に頼み込んで3日間屋上での夜間観測をした事があります。

家は近かったので夕方友人たちと屋上に集まって、明け方まで自分たちの天体望遠鏡を持ち寄って星たちの観測をしました。

でもシリウス(おおいぬ座)は冬の星座なので、いくら探してもあるはずないのに知識のない自分たちはなんでだろうと頭捻った情けない天文部でした。
理科の先生も当直の時来てくれ、シリウスがないとワイワイやっていた僕らをニコニコ見ているだけで、なぜ天球にシリウスが見つからないのかを教えることはしませんでした。

さて、この天文部も言い出しっぺの彼が急激に興味をなくし、出来たばかりの剣道部に急激に興味が移ってゆき、尻つぼみ解散になるという体たらくを見せることとなったのです。

でもシリウスという美しい響きは、少年から大人になるまでの間一度として忘れることのない、言い知れぬ懐かしさを覚える特別な言葉として心の中に輝いていたのです。

プレアデス、アンドロメダ、北斗七星、オリオン・・
数ある天体の中で、いつも心に輝いていたシリウスでしたが「自分がシリウスから来た」ということは。、まだ地球外生命体とか、他の天体に文明があるということすら知らずにいたので、なぜシリウスという言葉に心奪われていたかわか利ませんでした。

そしてそれから10年の月日が経ち、大学生となった彼が、バイト先の飲食店で、同じバイト仲間のある女性と知り合うことになります。
その娘はどこか懐かしさを感じる、目の澄んだとてもエキゾチックな雰囲気のある娘で自分より3歳下の20歳。

特に人目を引くタイプでもなく、物静かで、あまり目立たないどちらかといえば地味で小柄な子でした。
でも彼には、何か言い知れぬ懐かしさがこみ上げ、初めて会ったその日から彼女に強く惹かれて行きます。


………………………………

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by farmemory | 2017-07-03 02:04 | ・シリウスからの歌声 | Trackback | Comments(6)
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Commented by rikabeans at 2017-07-03 10:38
私自身も中学時代、水泳部に所属して
個人メドレーを泳いでいたので、
勝手に親近感を覚えました(^^)

けれども、実は部活は苦手で、
今でもたくさんの「水」を見るだけで
言い知れぬ「怖さ」を感じるのは、
何かの記憶のせいなのだと思っています。

お話の続きが楽しみです〜〜
Commented by shiho at 2017-07-03 21:08 x
うぁーつづきが気になります。エキゾチックな女の子ってまたいい!
学生時代に天体望遠鏡を買って夜空を見てたのを私も思い出しました。ものすごく昔です(遠い目…)
Commented by greenstar at 2017-07-03 22:36 x
すてきなお話ありがとうございます。
シリウスという響き、私もたまらなく魅力を感じるのですが、どちらかというと水より山、緑あふれる森林、草原などにひかれる部分があります。なにかの天体と関係があるのでしょうか。とても興味深いですね。
Commented by momo at 2017-07-04 00:54 x

私も中学時代は水泳部でした。
泳ぐのも、泳いでるのを見るのも大好きで、海も川も好きです。
そして、全然知識がないのに天文に興味がありました。
大人になってからはダイビングも始め、色々な海を潜ってたにもかかわらず漠然と海でだけは死にたくないと思ってます。
前世の記憶なんだろうな〜って勝手に思ってますが、最近水の中に沈んでいったのではないだろうかという気がしてます。
再会もあったようななかったような・・自分に重ねて読みたいお話で、とても楽しみです。
いつも楽しいお話をありがとうございます。
Commented by at 2017-07-04 01:26 x
わくわく♪
Commented by Puu at 2017-07-04 08:22 x
物語を読んで、私も幼稚園の時からスイミングスクールに通っていて、小学校の夏休みには、毎日のように学校のプールに通って、真っ黒に焼けていたのを思い出しました。水の中が大好きで。
陸や船から海を眺めていると、海中の生物に意識が向き、水中に飛び込みたくなる衝動に駆られます。一緒に泳ぎたくなるの。
また、同じく小学生の頃は、よくプラネタリウムに通ってたな。特にも印象に残っているのは、北斗七星を使った北極星の見つけ方の解説。
それから、シリウスという言葉を初めて知ったのは、少女漫画の「星の瞳のシルエット」のお話の中でした。あー懐かしい!漫画本をみんなで回し読みして。結構、男子もはまってました!
物語の続き楽しみにしてます~